理論暗記方法紹介〜書いて覚える方法
私の理論暗記の方法を3つ紹介したいと思います。
①書く(財務諸表論)
②音読/呟く(財務諸表論、消費税法)
③聞く(所得税法)
※カッコ内は私自身が実際に使用して合格した科目です
項目別に10段階評価で評価します。
今回は①書いて覚える方法を紹介します。
暗記しやすさ:5
手軽さ:3
個人的おすすめ度:4
暗記方法は至って単純で、ひたすら書くだけです。
基本的に大学ノートに黒のボールペン(インクの出がいい0.3mm)を使用していました。
最初はコピー用紙やルーズリーフを使っていましたが、達成感が欲しいという理由からノートに変えました。
0.3mmのボールペンを使っていた理由は、書き終わって見直した際に見栄えが良かったからです。
書き覚えのメリットとしては、実際に書くので他の方法に比べ、漢字間違えが少なくなるのと模試や試験の際の書くスピードが上がることです。
また、個人的にですが、書くという行為にやる気を上げる効果があると思います。
やる気なく書き始めても数十分書いているとやる気が上がってくるので、私が勉強を始めるさいは必ず理論を書くことから始めました。
どうやら、この「書く行為をしてやる気が上がる」という効果を「作業興奮」というそうです。
やる気がなくてもとりあえず始めることが大切なんですね。
書き覚えのデメリットは、まず腕が疲れることです。
下手すると腱鞘炎になります。腱鞘炎は一度なると癖になるというので注意してください。
また、机と椅子がある場所でないとできないのも大きなデメリットです。
働き始めてからは時間がないため、隙間時間で勉強するしかないので場所の制約があるのは致命的です。
結論
税理士試験に慣れていない最初の頃(書くスピードが遅い頃)や理論の量が少ない科目にはおすすめですが、法人税法所得税法などボリュームの多い科目を受ける方にはおすすめできない方法です。